設定(クロス関係)2

    クロス関係の設定2 王騎(おうき)  身長:185cm 一人称:私 二人称:卿(けい)  口調:常に微笑を浮かべ、余裕を崩さない   髪:白の長髪   瞳:赤  概要:始炎を超える存在として生み出された皇魔。     開発当初の目的通り、始炎を超えるであろう力を有したものの、     あまりにも強力すぎたために封印処分となり、その存在が表に出る事は無かった。     だが、世界の崩壊寸前に封印を解除され、同じく封印されていた妃銃(ひじゅう)・妃盾     (ひじゅん)と共に、戦艦「白槍(はくそう)」で世界を脱出する。     男性型の皇魔ではあるが、始炎を強く意識して創られたため、髪や瞳の色だけでなく、     顔立ちも彼女に似通っており、始炎の男性版といった容貌を有している。     性格は皇魔らしく自信に満ち溢れており、常に余裕を崩さない。     素手での格闘能力も絶大であるが、黄金の剣、「鏖神剣(おうじんけん)」を持つ事でそ     の力を最大限に発揮する事が出来る。     また、思考も従来の鏖魔とは異なっており、ただ破壊と闘争を楽しむだけではなく、     それを如何にして永続的なものにするかという事を視野に入れ、行動する。 超刻界(ちょうこくかい)     概要:自分以外の全ての時を止める、王騎の鏖技。     停止できる時間は5秒程度。     鏖魔の頂点に立つ皇魔として生み出された王騎を象徴する、まさに王の能力。     一度発動した後は1分程度のインターバルが必要であり、連続使用は不可。     「我が前に跪け、世界よ。鏖技、超刻界」 白皇鬼(びゃくおうき)  全長:約25m カラー:純白に赤のライン   目:赤  概要:王騎専用の鎧鏖鬼。     背に三対六枚の大きな翼を持つ白の鎧鏖鬼で、王騎本人と同じく、始炎の炎皇鬼の男性版     ともいうべき姿を有する機体。     背の翼による高速機動や分解からの変形など、機体の性能は炎皇鬼と変わらないが、王騎     本人と同じく鏖神剣を装備しているのが最大の差異となっている。     当然、この機体に乗っている時も超刻界の使用は可能。 鏖神剣(おうじんけん)  概要:王騎の持つ黄金の剣で、全長は180cm程度。     柄から鍔にかけては天使の姿が彫られており、幅広い刀身には数多の文字が刻まれている。     この剣を納める鞘もまた黄金であり、これには女神の姿が彫られている。     その切れ味だけでも特筆すべきものがあるが、最大の特長は、剣を振るう際に生じる黄金     の光である。     薙げば三日月状に、突けば棒状に放たれる黄金の光は強大な破壊力を有しており、これに     よって剣の射程外からの攻撃も可能となっている。     なお、白皇鬼の鏖神剣はサイズが違うだけで、デザイン・能力共に全く同じものである。 妃銃(ひじゅう)  身長:170cm 一人称:私 二人称:(王騎、妃盾以外に対し)貴様  口調:高圧的かつ攻撃的   髪:赤のショートカット   瞳:黒  概要:妃盾と共に王騎に仕える女性型の鏖魔。     王騎が始炎をモデルとして創られたように、彼女は斬華をモデルとして生み出された。     そのため、体形や顔立ちが斬華に酷似している。     同じく王騎に仕える鏖魔である妃盾とは双子のような関係であるが、能力や性格はそれぞ     れに異なる。     その名が示す通り、銃火器による攻撃を主眼に置いた鏖魔である。     鎧鏖鬼に搭載されている機能である転移能力を応用し、銃火器を転移させるだけでなく、     それらを宙に浮かべて遠隔操作して操る事も出来るため、圧倒的な手数と火力で相手を圧     倒する。     その火力を反映させたかのような激しく攻撃的な気性を持ちながらも、王騎への忠誠心は     病的とも呼べる域に達している。 竜砲殺(りゅうほうさつ)     概要:多数の銃火器を右腕に融合させ、「竜砲」と呼ばれる砲にして放つ妃銃の鏖技。     竜砲の全長は組み上げる際に使用した銃器の数にもよるが、大体5〜7メートル程度。     竜を模した形状の砲から放たれるのは、竜の咆哮にも似た轟音と、超高温の炎。     桁違いの火力を誇る鏖技ではあるが、一度放った後は極度の疲労に加え、右腕に多大なダ     メージを負うため、使い所の難しい技でもある。     「貴様の塵さえもこの世に残さん! 鏖技、竜砲殺!」 紅銃鬼(こうじゅうき)  全長:約25m カラー:赤に黒のライン   目:緑  概要:妃銃専用の赤い鎧鏖鬼。     背に一対の翼を持つ細身の機体であり、妃銃本人と同じく、呼び出した銃器を宙に固定さ     せて戦うスタイルを得意とする。     そのため、膨大な数の銃器を用いつつも、細身の機体を生かした高機動戦にも対応する事     が可能であり、いかなる状況においても高い火力を発揮できる。     高い火力と機動性を持つ反面、防御面では不安の残る機体でもある。     なお、妃銃の鏖技である竜砲殺の使用も可能であり、紅銃鬼に搭乗した際に使用すると、     竜砲の全長は100メートルを超え、その火力は常軌を逸したものとなる。     しかし、やはり右腕へのダメージは不可避であり、使い所が難しいのは変わらない。 妃盾(ひじゅん)  身長:170cm 一人称:私 二人称:(王騎、妃銃以外に対し)君  口調:常に気だるげで、気力の無い返事が中心。自分からの発言は少ない   髪:青のロングヘアー   瞳:黒  概要:妃銃と共に王騎に仕える女性型の鏖魔。     王騎が始炎をモデルとして創られたように、彼女は斬華をモデルとして生み出された。     そのため、体形や顔立ちが斬華に酷似している。     同じく王騎に仕える鏖魔である妃盾とは双子のような関係であるが、能力や性格はそれぞ     れに異なる。     その名が示す通り、盾による防御を主眼に置いた鏖魔であり、王騎や妃銃の守護が主な役     割である。     妃盾の盾、蒼光壁(そうこうへき)は実体を伴ったものではなく、妃盾の左手から放たれ     る高密度のエネルギーである青い光を収束したものであり、その名の通り、光の壁と呼べ     る代物になっている。     蒼光壁はドーム状に広げる事も可能であり、この場合の最大範囲は、半径3メートル程度     となっている。     この蒼光壁自体が鏖技にあたる能力であるため、相手の破壊を目的とした鏖技を持ってい     ないのは、あくまで防御に特化した妃盾ならではの特徴であるといえる。     烈火のごとき激しい気性を持つ妃銃とは違い、常に眠たげな瞳で気だるげな返事をする姿     は、同じ顔でありながら、見る者に全く異なった印象を与える。      蒼盾鬼(そうじゅんき)  全長:約25m カラー:青に白のライン   目:黄  概要:妃盾専用の青い鎧鏖鬼。     背に一対の翼を持つ重厚な機体であり、妃盾本人と同じく、左手から蒼光壁を生み出す事     の出来る、防御に特化した鎧鏖鬼。     背の翼を用いて飛行する事は可能だが、機体自体の機動性が高くないため、高機動戦闘は     行えない。     重装甲と蒼光壁により鉄壁の防御を誇る機体だが、機動力と攻撃力は決して高くない。 妃皇鬼(ひおうき)        全長:約40m カラー:黒に銀のライン   目:緑  概要:紅銃鬼と蒼盾鬼が合体した鎧鏖鬼。     背に二対四枚の翼を持つ機体であり、機体の色は合体の際に、白皇鬼と対象となるよう、     黒に変じている。     蒼盾鬼をベースにしているため重厚な印象の機体であるが機動性は非常に高く、高機動     戦にも十分以上に対応できる。     攻撃と防御にそれぞれ特化した機体の合体は、そのまま互いの長所を引き継いでおり、     紅銃鬼と蒼盾鬼の能力が合体前よりも高いレベルで同時に使用できるため、攻撃力、防     御力、機動性において隙の無いものになっている。 白槍(はくそう)  全長:約3km カラー:白  概要:白い槍のような姿を有する、王騎らの拠点となる空中戦艦。     凌牙らの拠点である空中戦艦「黒刃(こくじん)」と同じく、空間を転移し、世界の     壁を超越する機能を持つ。     王騎の趣向が反映され、内装は白を基調とした宮殿を思わせる造りになっている。